2000年釣行記

6月5日(月)中潮 
相差(相差海釣りセンター)湾口カセ→3号沖筏


仕事もやっと最忙期を過ぎ、そろそろ相差行かなアカンと考えてたある晩、「筏ちぬ師の掲示板」でお馴染み「○坊主君」、「ボラハンター1号」さんとチャットで盛り上がり、3人で相差釣行が決定!
「○坊主君」は相差初挑戦だが、筏ちぬに関しては、百選練磨の大物師だ。「ボラハンター1号」さんはこの春頃から本格的に筏ちぬにのめりこみ、既に相差の常連となってはいるが、今一歩の所で、チヌにフラレてるらしい。
釣行前日、ボラハンター1号さんにTELすると、なんと既に筏の上。2連荘とのことで、一旦、自宅に帰ってから、再度出直すというので、「ほんじゃ、また晩に!」電話を切る。「○坊主君」とは、23時にいつもの久居釣具で待ち合わせだ。
2ヶ月半ぶりの釣行なんで、忘れ物がないか入念に準備する。
そうそう、釣友の多気氏が今日も相差のカセに乗ってたんで、降りた頃を見計って電話で様子を聞くと、朝の内に中型2枚GETとのこと。食いはイマイチらしい。カセでとりあえず、チヌの顔見るか、筏で大型狙いか迷うとこやなぁ。(ーー;)
22時40分に自宅を出発し、久居釣具へ向かう。 未だ、「○坊主君」は来てないようだ。先にエサを購入し、おばちゃんと喋ってたら、「○坊主君」登場!初めてお会いするが、同い年でもあり、チャットや掲示板でお馴染みなんで、初めてという気がしない。(^。^)
ざっと、昨日、今日の釣果などを話して早速、相差へしゅっぱ〜〜〜つ!!
走りながら「ボラハンター1号」さんに電話すると、自宅でダンゴを混ぜている所だそうで、もうすぐ出発するらしい。
途中、コンビニで食料を買いこみ、砂を拾って相差に到着したのは0時半頃。まだ誰も来てないようだが、サッサと荷物を船に載せる。
事務所で最近の釣果を確認するが、日ムラがあるようで、まだ盛期には入ってないようだ。
「ボラハンター1号」さんを待ちながら筏チヌの話題で大いに盛り上がる。あっという間に2時を回り、「ボラハンター1号」さん来ーへんけど、そろそろ寝ましょかぁ、と表に出たとこで、「ボラハンター1号」さんが、もう1人釣友の方とやっと登場!
荷物を載せるのを手伝い、しばし話をするが、時間も時間なんで、とりあえず、それぞれの車で仮眠。(-_-)zzz
なんとなく、騒がしく4時過ぎに起床する。一時間半くらいは寝れたかなぁ〜。あぁ〜眠ぅ〜(Θ.Θ)
眠い目を擦りながら、事務所に入ると、おっ!odeさんの兄上が。「お早ようぉ〜す!」 そっか、今日はode兄弟の出没する月曜日やった。でもodeさんは今日は珍しく欠席のよう。そうこうしてると、皆が起きてきた。
今日はどーするかなぁー。4人やで、全員同じカセも厳しいしぃ、一応、皆の希望を聞くが、私に一任して頂き、「さぁ、いこかぁー」といつもの大将のかけ声で、どやどやと船に乗り込んだ。
場 所 相差海釣りセンター 湾口カセ
同行者 ○坊主君
ボラハンター1号さん、と3号さん?
釣 座 安乗灯台向きの右側
同乗者 ○坊主君
全体の人数 9人
天 候 おおむね晴れ
北西のち南東
潮 流 おおむね午前中は湾内へ向けて、午後は湾内から外への流れ。
流れはそれ程速くない。
海 上 午前中ウネリ少々、午後からウネリ大。
持参エサ アケミ貝1K、ボケ50尾、オキアミLL1ブロック、コーン
ダンゴ いつものチヌァースペシャルU。(^^ゞ
(米ヌカベース、荒引サナギ、押し麦、砂、沖アミスライス、アミエビ
仕掛 竿 がまちぬイカダ硬調1.5m
ハリス 1.7号通し
オモリ 無し〜3号中通し
改良チヌ4号、6号
タイム
チャート
5:00 1番船で全員が出船。(^〇^)
まずは2人組が3号沖筏に降りる。そして今年から巨大筏となった2号沖筏に1人が降りた。
そのまま船は湾口カセに向かう。まず、一番手前のカセにode(兄上)さんら2人が降りる。
その次のカセにボラハンター1号さん、と3号さん。カセは初めてとのことで少々心配そうでしたが、頑張って下さいねーと声を掛ける。私と○坊主君一番沖(先頭)のカセに降りた。
5:15
〜5:30
今の所、ウネリも風もなく、釣り易そう。(∩.∩)
私が安乗向きの右側に座り、左隣に○坊主君が釣座をかまえた。
「さぁ、やりましょかぁー。」と仕掛を作り、ダンゴを混ぜる。
5:30
〜6:45
潮は湾口から湾内に向け、流れている。まずはダンゴを竿下へ5個落程落とす。
完全フカセの仕掛に、ボケを付け第1投。ダンゴが割れると、「ツッ、ツッ、ツッ」とすぐにアタる。
仕掛を上げると、ボケはボロボロ。ハゲかなんかやなぁ。魚の活性は高そうやな。(^^ゞ
ボケ、オキアミを交互に時々、コーンも使い打ち返す。
餌取と判るアタリを合わせてはみるものの、中々、針に乗らへん。(ーー;)
そうこうしてるうちに、チャリコが掛かった。
6:45
〜7:30
エサトリは活発やけど、本命のアタリはなし。
7時頃になると、潮も止まったが、ボケ、オキアミ、コーンさえも一瞬でエサトリの餌食やし。○坊主君も同じようだ。
その内寄るやろと、ひたすら打ち返しを続ける。
エサトリのアタリにも飽きてきた頃、今までと違うアタリの後、突然、穂先が海面に突き刺さった。
反射的にアワセを入れると、しっかり針に乗った。「おおぉ、チヌかなぁ」結構良い引きやけど、半身半疑で慎重にやりとり。
海中で魚がチラっと見え隠れする。「ん〜、アカン、ボラやぁー。」残念!!(>_<)
7:30
〜10:00
2杯目のダンゴを混ぜる。実は今回のダンゴはイマイチなんさなぁー。
2ヶ月以上前に混ぜて備蓄してあったヤツなんやけど、久しぶりに見たら、カビ、カビ、カビぃー!!(・o・)ゲゲッ
で、どーしょうーも無い所は捨てたけど、勿体無いんで、何とか使えそうな所が今日のダンゴ。異様な匂いやし、みょーに乾いとって、パサパサ。作り置きはアカンねぇー。やっぱ。(^◇^;)
とりあえず、ボラが寄ってきたんで、良い感じにはなってきたようだ。この頃にはエサトリも大人しくなってきて、ボケやと、吸われるが、オキアミ、コーンにはほとんど、触らない。
潮も湾口に向け(釣座から右→左)流れ始めた。
そろそろ、釣れてもいいんやけどなぁー。
10:00
〜10:15
腹も減ったんで、早いけど、メシにする。海で食べるとホンマに、んまい!(^〇^)
ボラハンターさんらの方を見るが、まだ釣れてないようで、似たもんかな。状況は。
10:15
〜13:00
弁当船がやってきて、竜さんに、「筏はどーやろ?」と聞くが、未だどこも釣れてないようだ。
昨日は朝の内に釣れたちゅーんやけどなぁ。なぁ〜んかやな予感。(ーー;)
本日3杯目のダンゴを混ぜる。
しかし状況は変わらんなぁ、エサトリも寂しいしぃ、本命のアタリは無い。
ボラもさっきの1匹だけなのか、その後はダンゴにも全くあたらん。
潮も少し速くなってきたんで、ガン玉も色々取り替えながら、ひたすら打ち返す。
仕掛を遠くまで流してもみるが、アタリは無く、○坊主君の仕掛に絡んでしまった。(^_^;)
潮が速くなったんで、フカセやと誘いもかけれやんし、2号中通しオモリにし、上下の誘いをかけながら、潮に乗せ糸を送ってゆく。でも・・アタらん。(ーー;)(ーー;)(ーー;)
昼頃になると、ウネリも高くなってきた。サシエが不自然に動くとまずいんで、竿を上下し、ウネリについていく。
13:00
〜13:30
さらにウネリも激しくなってきて、ゆりかご効果?かメチャクチャ眠い。
ほんで、ちょっと昼寝。(_ _)Zzz
13:30
〜14:30
釣り再開するが、状況は全く変わらんし、筏が気になるなぁ。
ウネリも激しいし、アタらんし、筏に移りたくなってきた。(~_~)
でも寄りが悪いのは腐ったダンゴのせいかぁ・・・。それやと打ち返すのは逆効果かも。(*_*)
○坊主君はひたすら丸貝で粘っている、貝が潰れてきたのもあったようなんで、チヌはおるんかなぁ。
でもアワし所が無いとぼやいてました。
14:30
〜15:00
アカンまた、睡魔が・・・。(+.+)(-.-)(_ _) ..zzZZ
○坊主君も睡魔に負けたのか、お昼寝中!
ウトウトしてると、いつの間にやら、15時の見回り船がやってきて飛び起きる。
およっ、ボラハンターさんらが、船にのっとるやん。筏に移るらしい。竜さんが、「筏に移るかぁー。どーするぅ」と言ってくれたんで、○坊主君を起こして「筏に移ります?」と聞くと、二つ返事で「そーしましょう」との事。
荷物を片付け、船に乗る。ボラハンターさんら2人は1号沖筏へ、3号沖筏の人がこの船で帰るんで、入れ替わって私ら2人が降りた。
渡鹿野向きで、右側に○坊主君、左側に私が釣座をとる。
15:00
〜15:45
まずは、本日4杯目のダンゴを混ぜ、竿下に5個程落とす。
フカセ仕掛で、釣り再開。ダンゴを落とすと20cm強のグレが集まってくる。ダンゴ着底とともに、ダンゴアタリも激しく、ボラも湧いているようだ。ダンゴが割れると、すぐにエサトリのアタリ。底はフグとボラがいっぱい居る。
時合がくれば、チヌも食うやろと、ひたすら打ち返す。
○坊主君はダンゴを別打ちしながら、丸貝で丹念に誘っている。
15:45 と、突然○坊主君の竿が弓なりに! 丸貝に食ってきたようだ。大型のようで、グングン筏の下へ入っていこうとするのを竿でため、数回の締め込みのあと、海面に姿をあらわしたのは紛れもないチヌ。それもデカイ!!
間違い無く年無しや!
やったー!○坊主君オメデトウ!\(^o^)/
丸貝で辛抱強く粘ったかいあったねー。
ちなみにこれは56cmの立派な年無しでした。
15:45
〜18:00
節操無く、私も中通し仕掛けに替え、丸貝で探り釣りをする。
ボラが多いんで、スレアタリが紛らわしい。左、真ん中、右と、交互に遠投し、引きずりながらアタリを待つ。
何投目かで、「コツッ、コツッ」とあたった後、少し押さえたとこで、思いっきり合わせる。よっしゃ乗ったでー。
でもちょっとボラっぽい・・、「四季の釣り」の吉田さんやないけど、チヌに変われぇ〜と心の中で叫ぶ。
でも、またボラやぁー。くっそー。(-_-メ) 丸貝やのにしっかり咥えやがってー。まぁ、でもボラが貝割るわけないんで、ボラアタリやと見極められやんだ自分の腕の無さやな。(^_^;)
その後も、時々フカセ仕掛に戻り直下をオキアミ、ボケで狙うが、エサトリは活発やけど、本命のアタリは無し。
あぁ〜時間が刻々と過ぎてゆくー。早くチヌよ来い!!
願いも叶わず、そろそろ納竿時間の18時。迎えの船が見えてきてた。くっそー。坊主やー。(>_<)
船が近づいて、そしたら竜さんが、「もうチョットするかぁー。エエよ19時まで。」と言ってくれたんで、甘えることにする。この船で私ら2人以外は全員、筏を降りた。
18:00
〜19:00
さぁー、思いがけない延長戦。時間帯としては申し分無い。
何とか1枚GETとラスト1時間にかける。頑張るゾォー!
でも本命がアタらんなぁ。丸貝も触るんやけど、割れることも無く、無傷で帰ってくる。
で、結局、延長の甲斐なく、約束の納竿時間19時を迎えてしまった。
終了!!
釣果 0枚 ボーズ!(T^T)
エサトリ達 カセはチャリコ、ハゲ、ベラ
筏ではフグ、ボラ、グレが活発。
総評 当日の釣果は結局、○坊主君の1枚のみ。湾口カセも釣果無し。
ボラハンターさんらもダメやったようでした。
湾口カセも日ムラはあるものの、全く無しっていうのも珍しい。今日は午後からウネリが高かったんで、アタリがあってもかき消されたかも知れやんなぁ。絶対、チヌ居らんはずない所やし。
大将の話でも、筏はバラシが多いけど、大型チヌの確率は相当高いそーだ。
5,6月は例年も沖筏、内筏とも大型チヌがよー釣れとるもんなぁ。最初から筏にすれば良かったかな。
ま、今日は日が悪かったということにしよ。(^_^;)
次回こそ、リベンジかますゾォー!!
○坊主君もすっかり、相差が気に入ってくれたようで、またご一緒しましょうねー。(^〇^)
先頭のカセより湾内を望む ○坊主君の年無し


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